身体に糖質は必要ない?

果たして糖質は身体に必要なのか? 実際の所、その点については専門家の間でも見解が分かれています。
これまで日本人は炭水化物を主食としてきました。
しかし、その日本人を対象にした場合でも、未だ明確な研究結果は出ていません。
専門家の中には、糖質が脳のエネルギー源になるので、摂らないと頭脳活動に差し支えるという人も居ます。
そうかと思えば、脳のエネルギーであることは認めるが、体内でも糖質は合成されているので食物から摂る必要はないという主張が一歩ではなされています。
病気に関するものの中には、極度に糖質の摂取を抑えた場合、ケトン血症を引き起こすという見解も存在します。
このように色々な説を唱える人が居るというのが実情なのです。

 

世界中を見渡すと、糖質を一切食べない民族も!

糖質を摂り過ぎた際に起こる弊害として、血液がドロドロになる、肥満を引き起こす、などが挙げられますが、この点についてはその通りです。
さらに糖質の過剰摂取は生活習慣病の高血圧や糖尿病、あるいはうつ病などの原因になる事も知られています。

 

糖質の摂り過ぎと生活習慣病の関係について研究する専門家は、一切糖質を摂らずに肉中心の食生活を送っている民族の中に、生活習慣病にならない民族が存在することを指摘しています。
極寒地に住むエスキモー、または砂漠に住む遊牧民たちがそれに当てはまります。
彼らの周りには、もともと糖質を含む食べ物がほとんどありません。
食物と言えばアザラシなどで、肉食を中心とする食事をするしかないという事情があります。
にも拘らず、高血圧や糖尿病などの生活習慣病にはならないと言われています。

 

そして、恐ろしいのは、この人たちが先進国などにやってきて生活を始めると、てきめんに生活習慣病になってしまうというデータがあることです。
このようなデータは、糖質が体に悪いという事実を裏付けていると考えて、糖質の弊害を真剣に説く人が居ます。
糖質を摂らない食事法を高血圧や糖尿病の治療に導入した場合、実際に治癒した例があるというのも驚かざるを得ません。
その後も一生に亘って、糖質を摂らない生活を続けるのかは解りませんが、一時的だとしても糖質制限の効果は予想以上のものがあるとされています。

 

酵素ダイエットとの相性を考える

この糖質制限と酵素ダイエットとの相性は、どうなっているのでしょう?
酵素ダイエットの基本を考えてみます。酵素ダイエットは、バランスの良い食事を1日3食の中で工夫して、カロリーの摂取量を抑えるような食生活を続けることが目標です。これによって太らない体質になるというのを前提にするならば、一時的な糖質制限は体重を減少させる有効な手段になります。
現に私も毎日の生活の中で、糖質の摂り過ぎには相当配慮した生活を実践しています。

 

具体的には、1回あたりのご飯の量を減らして、1日3回の食事全体でお茶碗に軽く一杯程度になるようにしています。
正確に量まで測るわけではありませんが、およそ120g~150gで抑えています。
ご飯以外でも、天婦羅や豚カツなどの揚げ物は炭水化物の含有量が多く、考えようによっては炭水化物の塊を食べていると言っても過言ではありません。

 

これに米や麺類を一緒に食べる状態を想定すると、炭水化物の摂取量は法外な量に達してしまいます。
酵素ダイエットを実行する以前の問題で、このような食事をしていたら太ってしまうのは当たり前です。
普通に生活する上でも、炭水化物の摂り過ぎは肥満と直結します。
このことからも、ダイエットにおいては炭水化物の摂取量意を識的に抑える努力が、是非とも必要なのだということが良く判ると思います。

 

まったく糖質抜き、だったら短期間がおすすめ!

私が実行しているのは、あくまで糖質の摂取量を抑える方法です。
しかし、短期間で体重を減らしたいという方の中には、糖質をまったく摂らずにダイエットしている方もいらっしゃるでしょう。
その場合、糖質抜きの生活を続けるのは一週間以内にしておきましょう。それなら体に影響を与えることなく、効果を期待することができますからね。
とにかく何でも無理は禁物だと思います。短期間に限定して試した後、効果のほどを見て普通の食事に戻していくというのが、ダイエットの賢いやり方かもしれません。